2004年から活動休止期間を経て、2016年に
15年振りでシングルをリリースしたイエモン。
菅野美穂主演ドラマ『砂の塔 知りすぎた隣人』
テーマ曲で、同名曲である。
タワーマンションが舞台で、裕福な高層階と、下層階の人達の差別やヒエラルキーが存在してて、そこから事件が発生していく面白いドラマだった。
その内容と、この曲の歌詞がバチッとリンクしてくるんだな。
きっとドラマを参考に作られた歌詞だと思う。
それとやはりメロディーだ。
曲調だけで「あぁ吉井和哉の曲だな」
って一発でわかる。
やっぱイエモンといえば、妖艶さのある
歌謡曲テイストってのに定評のあるバンド。
ドロっとした中毒性のある楽曲。
そんなイエモンらしさが凝縮されてる曲。
やっぱ大人なバンドだから、ストリングスが
本当に合うね。
途中、ベースソロからギターソロに流れる
トコあるけど、そこから落ちサビに行かずに、新たなメロディーを経由し、満を持してサビに持っていく。
ここに吉井和哉節を見た気がする。
このシングルの初回盤のみ、ボーナストラックとしてライブ音源が12曲も入っていてお得。
[Sg/砂の塔 収録]