そして、DJやプロデューサーなど多岐にわたる音楽活動をする、松田"CHABE"岳二さん。
この人こそ、真のミュージシャンと言える。
尊敬できるアーティストの一人だ。
音楽に対して謙虚さを感じるから好感が持てるんだな。
映画「WATER BOYS」音楽監修で、日本アカデミー賞を獲得している。
そんなチャーベさんがやってるソロユニットが、Cubismo Graficoだ。
ちなみに、チャーベさんがボーカルをとるバンドセットになると、Cubismo Grafico Five(5人組バンド)になる。
キュビズモ・グラフィコとして何枚かアルバムを出しているが、その中でカリビアンテイストな楽曲をコンパイルしたのがこのアルバム。
本当に大好きな一枚。
全曲通してリゾート感あるから、出来れば夏に聴きたいアルバムだな。
その中でも、この『アヴェ・マリア』のカバーをオススメしたい。
ボーカルにビッキーこと櫛引紗香を迎えて、
旧知の仲であるラッパーのMartin-Kindooも参加している。
そのマーティンのジャマイカ訛りのMCにレゲエっぽいトラックで始まるんだけど、途中から急にボサノヴァ風にシフトする。(動画1:35〜)
そこが本当に違和感なく、キレイなんだ。
やはりチャーベさんの感覚は凄いなと。
みんな耳にした事あるこの曲を、こんな風にアレンジしちゃうか〜〜
櫛引彩香の優しいくも大人びた声も、この曲にマッチしている。
オシャレさだけじゃなく、卓越したセンスを感じずにはいられない一曲。
[AL/CARIBBEAN ENSEMBLE 収録]