【WANDSカップリング曲WEEK】大トリ‼︎
この最初で最後の企画で、少しでもWANDS
に興味を持ってくれる人がいたら、この
レビューサイトやってて良かったと思える。
そのトリを飾るのは、WANDSがJ-POP
シーンで一番勝負してた時期の曲。
売れに売れたアルバム『時の扉』と
同日にリリースされたシングル曲
『愛を語るより口づけをかわそう』
確か化粧品メーカーのタイアップもあって
CMなどでバンバン流れていた。
そのカップリングを最後に紹介したい。
パーカッションから入る感じが、なんか
大人な雰囲気で、木村真也のキーボードも
都会的でアダルトな曲ってイメージだけど、
初めて聴いた時(小学生の頃)は、なんか
カップリングっぽい曲だなと思ってた。
それが今では、良い方に解釈できる。
ハッキリ言って、この曲は歌い出しの
一節に魅力が凝縮されている。
♪顔も見たくないと 人の目も気にせずに〜
この部分で、とにかく上杉 昇という歌手に
魅了されてしまった。
当時まだ20代半ばくらいか。。
明るいラブソングながら、こんなにも丁寧で
優しく歌う上杉サンにヤラれた。
構成はAメロ・Bメロ・サビとPOPSの王道を
行く仕上がりで、その余計なアレンジしない
メロディーに、作曲者の柴崎サンの若さと
実直さが垣間見える。
良い意味で、カップリングっぽさ残る名曲。
[Sg/愛を語るより口づけをかわそう 収録]