もう結成から20年も経つんだな〜〜
初めて聴いた時の衝撃は忘れられないな。
さすがに20年間、同じようなことをバンドで
表現するのは難しいし、パンドアパートも
英語詞から日本語詞にシフトしたりして、
初期の"ギラついた"感は、丸くなったかな。
自分自身、ちょっとパンドアパートから
離れた時期もあったけど、最近リリースされた
この曲聴いて「やっぱ最高だな」って素直に
思えたんだ。そんな一曲。
単調で無機質なギターから始まるんだけど、
そのイントロ部分で、川崎のギターが
Aメロを登場前になぞる。
そこから歌い出すんだけど、なんかすごい
歌い方が落ち着いている。
以前より、さらに大人びた印象。
前はボーカルも一つの楽器みたいな捉え方
してたけど、なんか"歌"に重きを置いてる
ように感じるのは、やっぱ日本語だからか。
そして♪キミと僕は 木偶の坊〜〜とサビに
入っていくんだけど、こんな爽やかな歌に
木偶の坊って単語が浮いて見えて、それは
それで面白かったりする。
もう十分良い曲だし満足なんだけど、最後に
大サビを持ってくるんだ。
そこが最高に大好きなんだ。
特に♪帰〜れたらの一節ね。
ここで鳥肌が立った。
やっぱ20年経っても、パンドアパートは
すげぇ４人組だった。
[Sg/pool e.p. 収録]
