数年前あたりから日本の音楽シーンで、ギター弾きながら歌う女性ソロアーティスト、いわゆる”ギタ女”がフューチャーされてきた。
今や、その筆頭といえばやはりmiwaになるんだろうね。
そして紅白にも出場した大原櫻子や、福島出身の片平里菜など、いろんなアーティストが追随してきている。
ホットなジャンルと言える。
でも自分がやはり一番に思いつくのは、
ジョニ・ミッチェルだな。
1943年生まれの、カナダ出身シンガーソングライター。
今で言う”ギタ女”の先駆者といえよう。
オーガニックというか、素直にシンプルな曲が多い印象で、どこまでも突き抜けるような高音が魅力な歌手。
正直全ての曲を聴いたわけではないけど、この曲はジョニ・ミッチェルの楽曲の中でもアップテンポな部類だろう。
Michael Jacksonの妹Janet Jacksonが自身の曲”Got Til It's Gone”の冒頭で、大胆にこの曲をサンプリングして、世界的に知られた一曲。
よって、いろんな著名なアーティストにもカバーされていて、調べたらパンクバンドGREEN DAYもカバーしていた。
自分もこの曲を知ったのは原曲からではなく、2004年にリリースされた櫛引彩香のessentialというアルバム内でのカバーだった。
すごく良い曲で、英語詞だったから誰かのカバーなんだろうと思って調べたのがジョニ・ミッチェルを知ったキッカケ。
改めて原曲を聴いてみると、全体を通して、抑揚のあるアコースティックギターの音がとても良かった。
歌に合わせて強弱をつけている。
とても明るい曲で、途中「♪Pa Pa Pa」で歌う所はすごく楽しそうだ。
終盤どこかフザけた感じで、最後はアハハ‼︎と笑い声で終わる。
そこがとても愛くるしい。
現在は70才超えてるんだけどね…
[AL/Ladies of The Canyon 収録]