2年前の2016年のaikoの36枚目シングル曲。
とは言っても自分がこの名曲を知ったのは、
ごく最近の話。
アニメ映画『聲の形』のエンディングテーマ
として初めて聴いたんだ。
この映画は、聴覚障害・イジメ…そして友情
をテーマにした、割と重い内容だった。
週刊少年マガジン掲載時に読んでいたことがあったマンガだったけど、映画がすごく自分には良かった。
そして終わりのスタッフロールでこの曲が
流れて、すごく映画にマッチしてると思った。
それもそのハズ、aikoは原作からのファン
だったらしい。
《恋》というテーマを、少しはぐらかす内容の映画だったけど、aikoはしっかりと《恋》をテーマに歌っているね。
「恋するって楽しいな」ってだけじゃない
思いを一人称で表している。
自分はaikoの明るい曲より、こういった
ミディアムバラードの方が好きで、正に
真骨頂といえる仕上がりなんじゃないかな。
特に低くなった時の声がすごく好きで、
声を張る部分があれば、急に力を抜いたような歌い方もする。
そんなボーカリストとしての魅力を十分に
堪能できるね。
そんなaikoにしか表現できない一曲。
[Sg/恋をしたのは 収録]