安藤裕子の『のうぜんかつら』って曲が
大好きで(いつかレビューする)、そこからカバーアルバムに行き着いた。
郷ひろみ&樹木希林が70年代に発表した
『林檎殺人事件』である。
自分が郷ひろみの曲で一番好きなヤツだ。
当時やってたテレビドラマ中のコントコーナーで挿入歌として使われた事もあり、とにかくコミカルなんだな。
けど、その中でもしっかりメロディーが立っていて、良い意味で掴み所がない。
音楽って楽しいんだなと認識させてくれるんだな〜〜
殺人現場をテーマにして、こんなにもユーモア溢れる展開にした昭和を代表する作詞家の阿久悠は流石だ。
あと樹木希林の声のキーが高い笑))
そして何より彼女自身が一番楽しそう。
それを安藤裕子がレキシの池田貴史を相方
にしてカバーしたんだな。
《曲の楽しさ》ってのを、一番にしっかり
踏襲させていて、この名曲をしっかり現代にリバイバルさせている。
安藤裕子と池田貴史のダンスがチグハグで、
そこがツボなんだな。
きっと、あえて合わせ練習あんましてないんだろう。
そしてMV見てて驚くのは、本家の樹木希林
がチョイチョイ出てくる。
ダメ元でオファーして快諾されたらしい。
楽しいコトに首を突っ込むスタンスは、
年齢関係なく大事なんだな〜〜
[AL/大人のまじめなカバーシリーズ 収録]