最近ではSuchmosなど、アーバンライクなバンドが支持されてきていて、オシャレ層な若者から中高年まで幅広く人気だ。
それをほくそ笑んでる往年のORIGINAL LOVEファンは、こう言いたいかも。
「そんなの数十年前からオリジナル・ラブがずっとやってたよ」
実際にSuchmosからORIGINAL LOVEに入る人が多いみたいだ。
オリジナル・ラブのボーカル田島貴男は過小評価されすぎなんじゃないの?
もっと世に出て人気を博していいのに。
この人の佇まいこそ、憧れる男性像だ。
自分はフルバンドで活動していた頃にはタイムリーじゃなかったけど、ある CDで好きになった。
『free soul』という20年以上続いているコンピCDを監修する橋本徹(SUBURBIA)も、田島貴男フリークの一人だ。
今、第一線で活躍するDJも、このfree soulシリーズを愛聴している人が多い。
その中で90年代ORIGINAL LOVEを集めた盤を聴いて虜になった。
今回紹介するこの曲はバンドとして2枚目のシングル曲で、セールス的には振るわなかったみたいだけど、いろんなアーティストが今になってカバーするほどの人気曲。
個人的にはbirdのカバーが好きだな−
このサウンドを91年に出してたって凄いわ。
冒頭からのギターも最高なんだけど、やはり独特な都会感を表現してるのはハモンドオルガンじゃないかな。
この田島貴男の声のアダルトさは唯一無二だね。
当時、深夜ドラマの主題歌だったらしく、その監督からインパクト残すように歌い出しはサビから入ってとリクエストされたのは有名な話。
その監督は数十年後、沢尻エリカと結婚し離婚する高城剛みたいで…
[AL/free soul ORIGINAL LOVE 90's 収録]