自己満的音楽生活ノススメ

「今日の一曲」と題しまして、自分の好きな曲を勝手にレビューします。あまり批評はせず、好きなトコだけ語ります。

スターライトパレード/深瀬慧


今やってるKIRIN淡麗グリーンラベルのCM
『GREEN JUKEBOX篇』にて、多部未華子SEKAI NO OWARIボーカルFukaseが凄く良いんだな。

Fukaseのベース弾き語りを聴きながら、
多部未華子がグリーンラベルを飲むって内容なんだけど、そこで歌っているSEKAI NO OWARIスターライトパレードが本当に良い曲。

元々聴いたことあった曲ではあったけど、アコースティックになった事で、より曲の良さが引き立てられたよう。

サビの一節だけなんだけど、キー高めの声とシンプルなベース音の相乗効果がすごい。

バンドver.で聴き直すと、サビの英語の部分
Welcome to the "STARLIGHT PARADE"

の所に、かなりボーカルエフェクト入ってるけど、弾き語りではそこから日本語への流れがスムーズだから、よりメロディが引き立っている。

バンドに関して無知だったからFukaseはベース&ボーカルだと思ったら、彼はギターなのね。

そして作曲は別の人なのね。。

まぁでも久しぶりに良いCMと出会えた。

サラバ青春/チャットモンチー


なんとか夏風邪からは脱却したが、その中で
7月4日にチャットモンチーがラストワンマンライブを日本武道館で開催された。

郡山イチ早くチャットモンチーのCDを買ったという自負のある自分は、やはりドラムス高橋久美子が抜けた二人体制の音源にあまり魅力を見出せなかった。

その中での『majority blues』で突き抜けた!
とは一瞬思ったんだけど。

ラストワンマンで、もしかして高橋久美子が?
って思ったけど、やはりなかったみたい。

敬愛するドラマー恒岡章さん(Hi-STANDARD)が加入してでも、その役割は果たせない。

けどアンコールの3曲で披露された『シャングリラ』『風吹けば恋』そして『サラバ青春』
これらは全て高橋久美子作詞曲なんだな。

そういう形での参加もあるんだね。

この『サラバ青春』は初めて買ったチャットモンチーのCDに収録されている卒業ソング。

♪何でもない毎日が本当は
記念日だったって 今頃気付いたんだ

って歌詞は、卒業じゃなくても当てはまる最高のフレーズだと思う。

動画では無いが、間奏で転調するところあるんだけど、そこに悲しいだけじゃない切なさが上手く表現されていて、このバンドすごいなと思った。

今でもそこを聴くと鳥肌が立つほど。

とにかくガールズバンドではなく、彼女らは
しっかり"チャットモンチー"を作り上げたよ。

ありがとう〜〜

[mini AL/chatmonchy has come 収録]

Seven Nation Army/The White Stripes


今回盛り上がっているロシアワールドカップ
で、一つ違和感というか気になった点があった。

それは選手入場時のFIFA アンセムがいつもと違うって点だ。
(いつものやつ↓↓)

FIFA Anthem

FIFA Anthem

  • No Name Factory
  • フィットネス/エクササイズ
  • ¥150

なんか今大会から、ホワイトストライプスの曲になっている。

これは2006年ワールドカップでイタリアが優勝した後に、この曲を選手が合唱したことによって世界中に拡散したんだな。

ドイツのブンデスリーガやEUROでも使われているが、それのどれもゴールシーンで会場で流れる曲として使われていた。

サッカーファンには耳馴染みと言えよう。

それを今大会では選手入場時のアンセムとして初めて導入した。

個人的にはこういったアンセムは変えなくていいと思ってるけど、これの「オー‼︎オー‼︎」だけでいける声援はきっと現地だったら楽しいんだろなと思う。

そして今日は日本がベスト8を賭けてベルギー戦に挑む。

必ずFIFAランクとおりに試合結果がなるなら
ワールドカップなんてやんなくていいと思ってるから、日本はベルギーと十分に戦えると思う。

それだけ国の威信を背負った選手は強い。

今大会前からフランスかクロアチアが優勝候補だと思っていた。

ベルギーとブラジル(orメキシコ)は日本が
今大会から消してあげよう!!

[AL/elephant 収録]

©️So Much In Love/G-FREAK FACTORY


10年以上前の話で、好きだったバンドの
ライブ(誰だったかな)を見に郡山HIP SHOTに行った時に、その対バンで初めて知ったG-FREAK FACTORYが、スゲーカッコ良かった。
その印象は、しっかり焼き付いている。

ロックを主軸において、そこにレゲエやダブの
要素を取り入れるバンドは沢山いるが、
G-FREAK FACTORYはレゲエやダブを念頭に置いて、そこにロックを融合させている。
それがなんか斬新で好きだった。

そのライブ後に、当時一番新しかったCDを買い、そこに入っていたのが今回紹介する一曲。

原曲はアメリカで1960年代に発表された
The Tymesの一曲で、ドゥー=ワップのスタンダードと言えるね。

どっかで一度は耳にしたことあるんじゃないかなって名曲。

それをレゲエアレンジしたのがG- FREAKなんだな。

最初聴いた時は、素直な面白いなと思った。

割とオーセンティックなレゲエから、間奏で
一気にロックテイストに移行する。

そして最後はまた落ち着かせて哀愁漂うまま
フェードアウトしていく。

ボーカル茂木洋晃の伸びやかな声がいいね。

現在はこのアルバム廃盤になってるみたいだ。

[AL/36.29N,139.00E 収録]
原曲 -The Tymes-

G- FREAK FACTORY ver.

ソー マッチ イン ラブ

ソー マッチ イン ラブ

  • G-FREAK FACTORY
  • レゲエ
  • ¥150

©️A Lover's Concerto/櫛引彩香トリオ


櫛引彩香トリオ(&松田岳二&古川太一)の、
カバーアルバムが大好きなんだな。

以前、このCD収録『キミとボク(鈴木蘭々)』
をレビューしたけど、ここからもう一曲。

原曲はThe Toysというアメリカのガールズユニットが1965年にリリースした曲で、今や世界中でカバーされている。

日本ではSarah Vaughanが歌うバージョン
が車のCMで採用され、耳馴染みとなった一曲だと思う。

自分も正直Sarahが原曲だとばかり思ってた。

The Toysからテンポを変え、品を変えで
いろんなパターンで愛されてるのは、やはりメロディーの良さからだろう。

櫛引彩香が歌う英語詞が大好きなんだけれど、
このカバーでは日本語詞で歌っている。

この歌詞は、往年のシャンソンなどの日本語詞を数多く輩出した岩谷時子だ。
日本の歴史に残る作詞家と言える人。

軽快なギターポップで始まって、間奏で
櫛引彩香が持つ鍵盤ハーモニカでOver The Rainbowを披露すると、そこからレゲエ調にシフトする。

そこはアレンジャー松田岳二さんの仕事だな!

なんかそのままCMに使えそうな一曲。

[AL/DAY&MIDNIGHT 収録]
原曲 -The Toys-

櫛引彩香トリオ ver.

©️葛飾ラプソディ/Yum!Yum!ORANGE


この曲も、原曲よりもカバーを先に知った
パターンのやつ。

TVアニメ『こちら亀有公園前派出所』の、
7代目オープニング曲。

175Rなどと同時期にして、SKAという音楽をよりPOPに表現して人気を博した
ヤムヤムオレンジが担当していた。

正直アニメ本編はあまり見ていなかったが、
このオープニング曲がすごく大好きで、そこだけ聴いていた。

最初はカバーと知らずに、ヤムヤムオレンジ
オリジナルだと思っていたけど、調べてみたら堂島孝平の1997年リリース曲だった。

しかも、その堂島孝平の曲は『こち亀』の3代目オープニングで使われていたのだ。

つまり、時を経て同じオープニング曲を
別のバンドで使っていたのだ。

堂島孝平verは、まったりとした雰囲気で、
葛飾区の夕焼けと温かみを想像させてくれる。

一方のヤムヤムオレンジverは、ホーン隊が引っ張る軽快なリズムで、縦横無尽な主人公『両さん』がいる葛飾区を表現しているかのよう。

割としっかり歌う女性ボーカルもいいね。

どちらの曲にもあるのが『こち亀愛』なんじゃないかな。

現在はヤムヤムオレンジは活動してないっぽいな〜〜

[AL/ORANGE JUICE 収録]
原曲 -堂島孝平-

Yum!Yum!ORANGE ver.