自己満的音楽生活ノススメ

「今日の一曲」と題しまして、自分の好きな曲を勝手にレビューします。あまり批評はせず、好きなトコだけ語ります。

Deep Impact/Dragon Ash feat.ラッパ我リヤ


2000年前後のロックシーンは、ミクスチャー
全盛期だったと言える。

山嵐だったりLimp Bizkitだったり。

そしてDragon Ashのラップは亜流なのかと
懸念してた頃にリリースされたシングルだ。

当時、ラッパ我リヤという2MCは知らなくて
この曲で初めて知った。
それは亜流なんかではなく、コテコテの
Hip Hopな2人だったんだ。
そのラッパ我リヤを客演に迎えたDragon Ashはやっぱカッコいいんだなと。

リリース当時、カラオケ行きたいのも相まって
メッチャ聴きまくった。
全てのバース覚えるほどに。

なんか互いを称えるリリックの応酬が、
リスペクト感じて好きなんだな〜〜

トラックの「ワン‼︎」と連呼するような
音を聴くだけでテンション上がる!
それとブォーンと鳴る低音のフレーズね。

ラップバースではリンリンとした鈴のような
音をチョイスしてて、重厚感あるサビを
より引き立てるような仕上がりになってる。

そして、最近フェスとかでラッパ我リヤ
迎えて披露されることが増えたらしい。

すごく野外向きだと思える一曲。

[Sg/Deep Impact 収録]

ダンシング・ヒーロー(Eat You Up)/荻野目洋子


1985年(昭和)にリリースされ、そこから
2017年(平成)にリバイバルされ、現在の
令和でも聴く機会がたくさんある曲。

上記のように3つの時代をまたにかけ、
親しまれる歌ってのも稀有な存在だ。

やはり2017年に登美丘高校ダンス部が披露
した『バブリーダンス』の反響が一番
だったと思うし、当の荻野目洋子もまさか
再ブレイクするとは思わなんだと。

お盆期間に、近所の公園で開催してた小さな
盆踊り祭りあって、そこでこの曲が流れて
みんなで踊っている様を見て、本当に愛されてるんだなと思った。

自分がこの曲で一番の強みだと思うのは、
荻野目洋子の歌とかメロディーとかじゃ
ないと思っている。
(決して歌が下手とかではない)

この曲の最大にインパクトあるのは、
イントロから出てくるシンセと、その後の
ギターフレーズだと思う。

これを編曲した馬飼野 康二こそ、最大の
功労者なんじゃないかな。

そしてブリッジ的にシンセのフレーズを
多様しダンスナンバーとして魅せているし、
そこからギターを入れることで楽曲にタメを
持たせている。

やっぱこのイントロフレーズ好きだな〜〜

[e.p/ダンシング・ヒーロー 収録]

Horizon/Alfred Beach Sandal+STUTS


先週お盆休み頂いて更新してなかったにも
関わらず、アクセス多く頂きましてありがとうございました。
そして、その期間に読者登録してくれた
方々にも感謝です。

再開一発目は、まだ暑い日続くから夏っぽい
一曲をレビューしようと思って真っ先に
浮かんだのがABS+STUTSなんだな。

このミニアルバム自体が通して夏なイメージな
作品でドライブに最適なんだ。

そのリード曲が今回紹介する曲。
今のインディーズシーンを彩るメンツだ。

ABS+STUTSに、エレピがcero、ベースに
ミツメが参加しているんだ。

まず押し迫ってくるトラックから、ピコピコ
したピアノ音で爽やかさを演出する。
コーラスも、ゆるやかな感じで。

しかしベース音はかなり無機質な感じだから、
あえて爽快感を消す手法をとってる。

トラックだけでも夏っぽいのに、やっぱ
ボーカルの北里彰久の声で、より夏の様相になるね。

Horizon=地平線という意味にあるように、
歌詞のフレーズで♪地平線を超えて〜〜
というのが一番耳に残る。

そして最近これをCHEMISTRYがカバー
してるのを知った。すごくマッチしてた。
それもいつかレビューしよう。

[mini AL/ABS+STUTS 収録]

Ⓞお盆の始まり/お盆セッションズ


当レビューサイトお盆休みいただいてるけど、
予告通りゲリラレビューしよう!!

だって見つけてしまったんだもん。
このバンドを!!!
その名も『お盆セッションズ』
この時期にレビューしないでどーする⁈

『お盆』にまつわる曲ってあるのかな〜って
ネット検索してたらヒットしたバンドだ。

お盆と音楽って全く交わらないから、一体
どんな様相でやるのかと思ったら、かなり
オルタナ色が強いカッコいいバンドだった。

メンバーは4人編成みたい。

Vo & Lch Gt : affable noise
Rch Gt : tarao
Ba : よしぴー
Dr : MB

なんか、全員他のバンド掛け持ちしてる
ような感じなのかな。

とにかく、この曲は演奏が全てだ。
あえてボーカルテイクは二の次な感じで、
演奏で魅せようとする気概が伝わる。

特にギターだな。一番キャリアあるんじゃないかなってくらい縦横無尽に駆け回る。
演奏スキルもさることながら、音も良い。

途中4つ打ち持ってきて、そこからギターソロ
に移行するところは素直にカッコいい!

ストリーミングしかないみたいだけど、
お盆にオススメな一曲だ。

[AL/お盆セッション 収録]

《お盆休みしますね》


皆様の先祖は、早くお盆に家帰りたくて
ウズウズしてる今日この頃ですね。

当レビューサイト閲覧ありがとうございます。

来週一週間お盆休みしたいと思います。
が!!一曲だけレビューしたいのあるので、
ゲリラ的に来週どこかで登場します。
楽しみな人も、そんなに興味ない人も、
それまで良いお盆休みを〜〜

ⓈAfter HANABI/Nujabes


【夏をテーマにした曲Week】トリはコレ‼︎

今は夏真っ盛りだけど、いずれ終わる。
その夏の終わりにピッタリな一曲。

世界に誇れるNujabesの、日本人にしか
作れないトラックだ。

曲名に"HANABI"とあるように、打ち上げ花火
の音と、花火大会に来た人達の喧騒を
サンプリングしてトラックに乗っけている。

花火を観て歓喜する人々。
出店で何か買ってる人々。
家族や友人と花火大会を楽しむ人々。

なんか全てが連想できる一曲。

この発想だけで、もうNujabes最高だ。

それと花火に付随してくるトラックが、
こもった音で神秘的なんだな〜〜
そしてスネア音はマーチングバンドばりに
高く軽い音にしている。

このドラム音でこんなに哀愁ある雰囲気の
曲を表現できるのすごいな。

そしてサンプリングした女性ボーカルの
♪Listen to my beats〜〜
はぁ…最高のエッセンスだ。
そして中盤からは、しっかり管楽器入れて
奥行きを出す。

これ聴いたら夏終わっちゃうね。

[V.A/Hydeout Productions 2nd Collection 収録]

ⓈDwight Yorke Stadium/Cubismo Grafico


【夏をテーマにした曲Week】第4弾。

夏を彷彿させる楽器ってウクレレとか、
シェイカーとかってイメージかもしれない。
けど、オレ的に一番最初に浮かぶ楽器は
スティールパンなんだな。

ドラム缶から作られる打楽器で、この音色は
どこかで耳にしたこと絶対あると思う。

このスティールパン使った曲をレビュー
しようと思って真っ先に浮かんだ一曲。

このレビューサイト常連と言っていい、
松田"CHABE"岳二さんのソロプロジェクト
Cubismo Graficoの名曲。
この人いなかったらHi-STANDARD再結成は
叶わなかった。

メインのラッパーは盟友Martin-Kinooで
とにかく陽気なんだ。
そしてボーカルはCHABEサン本人なんだけど
とにかくMartinに比べて暗いww

ただ二人のバランスは抜群に良いね!

肝心の演奏は軽快な管楽器が引っ張って、
下記リンク1:18くらいからスティールパン
登場してくる。曲中ずっと出てくるわけじゃないから、余計に聞こえると嬉しい。

ちなみにDwight Yorke Stadiumというのは
トリニダード・トバゴにあるスタジアムらしい。

んで、スティールパントリニダード発祥だ。

[e.p/Dwight Yorke Stadium 収録]