20年近く前に『くちばしにチェリー』で
知ったエゴラッピン。
それから現在まで自分達のやりたい音楽を
貫いてるカッコいいバンドだ。
ジャズをベースにしながら、ファンクや
ブラックミュージックのテイストを混ぜ
それを最高のPOPSへと変換させて、
聞く側を選ばない曲作りになっている。
ものすごく音がいいドラムのスネアと
トランペットで曲を展開していくんだけど、
時折入るギターの低音部分が好きで、前半
ジャジーな様相なんだけど、サビに入ると
一気に突き抜けたような美メロを提供してくれるんだな。
「あれ?こんな曲だったっけ??」と、
いい意味で思わせてくれる。
エゴラッピンはベスト盤CDしか持ってない
けど、こんな曲調もいけるのかと。
テレ東のドラマ主題歌になっていて、
女性の強さ・優しさ・孤独…みたいなのが
テーマとなった歌詞となっている。
そして何より、ドラマに提供新曲ながら
シングルCDを発売せず、リリースは
7inchレコード(限定生産)のみなのだ。
そういう時代なのかもしれないけれど、
やっぱ貫いてるねエゴラッピン!!
[e.p/裸足の果実 収録]