学生達は思い思いの卒業を迎えるのだろう。
それに欠かせないのは、卒業ソングだ。
それぞれ、この時期に合う好きな曲があるのかもね。
自分の中で卒業ソングといえば、前にもレビューしたが、斉藤由貴の『卒業』だ。
この世界観に勝る卒業ソングは俺には無い。
けど、最近のだと今回紹介するAKBの一曲。
とは言え、8年も前の2010年リリース。
女声合唱曲で、本当に綺麗で初めて聴いた時は、思わず鳥肌が立ったほど。
なんちゃって合唱曲ってわけじゃなくて、
荘厳な雰囲気のある合唱曲と言える。
歌詞は秋元康で『桜の花』を、
《別れの栞》《涙の栞》《未来の栞》
《希望の栞》《心の栞》《あの日の栞》
と比喩的に表現している。
曲はマイナーコードを多用して、切ない感じを出しているね。
この曲のキモを作ったのは、アレンジャーの
光田健一という人だろう。
ウィーン青少年音楽祭という合唱コンクールにて、日本代表として参加したという経歴の持ち主らしい。
そしてMVの監修は岩井俊二監督。
すごいメンツだな〜〜
2011年あたりから、一部の音楽の教科書にも
掲載されている一曲。
卒業式で聴いてみたいなぁ。
[Sg/桜の栞 収録]