自己満的音楽生活ノススメ

「今日の一曲」と題しまして、自分の好きな曲を勝手にレビューします。あまり批評はせず、好きなトコだけ語ります。

好きになってく 愛してく/KinKi Kids


KinKi Kidsの2人に拍手したい一曲。
リリース当時から大好きな歌なんだ。

テレビ番組『LOVE LOVEあいしてる』の
コーナーでKinKi Kidsがギターを覚えるって
企画があって、2人がメキメキとギターを
覚えて好きになってく模様を見ていた。
だって指南役がフォークの王様と言える
吉田拓郎だったもんな〜〜

そして、今回紹介するシングル曲がリリース
され、素直に良い曲だなと感じた。

そしてテレビで見てたら意外なことが。

作詞/堂本剛 作曲/堂本光一

えっ?この良い曲2人が作ったん??
多分、いろんな人の力添えがあったかも
だけど、正直すごいなと思った。

なんとなくキャラ的に、逆な気もしたw

シンプルにAメロ歌い出しからサビに移行する
型で、サビのメロディー良いなぁなんて
思わせた後に、違うA・Bメロを披露する。

そう、最初のはAメロじゃなくフェイク的
Aメロだったんだ。実際一回しか出ない。

スゲーじゃん!堂本光一!!

そして最後のサビでは、ストリングスと
コーラス多くして厚みを出している編曲者
武部聡志も良い仕事してるね。

若干上から目線なレビューになった感が
あるけど、作曲できる人は基本尊敬する。

[Sg/好きになってく 愛してく 収録]

¡Dale Dale! ~ダレ・ダレ!〜/東京スカパラダイスオーケストラ feat.チバユウスケ


東京スカパラダイスオーケストラの2枚組
アルバムからの一曲。

【歌モノ】【インスト】の2枚組で、
今回の曲は【インスト】盤に収録。

サッカーフリークの川上つよし(Bass)が
曲を作っていて、ふとチバユウスケ
浮かんでフューチャリングした。
そう!名曲『カナリア鳴く空』からもう
18年も経過して今回なんだな〜〜

まずこの曲はCD音源として聴くのと、
MVで見るのと二面性あって面白い。

CDではWOWOWサッカー番組で使われる
くらいにサッカー応援ソングなんだ。
"Dale"はスペイン語で「行け‼︎」
"Vamos"は「頑張れ」そんな意味。

基本「♪lalala〜」を歌うチバユウスケ
シンプルなカッコ良さ。
その同じ音程を辿るギターね。

それとホーン隊のメロディーが最高。
急にドキっとするフレーズもあったり。
(MVの1:12〜の部分)
そこが本当にツボだった。

そしてMVの一面。
サッカー応援ソングながら、サラリーマン
応援歌のエッセンスを加えた仕上がりで、
それがとにかく合うんだ。

でも一番は、こんなに楽しげに歌っている
チバユウスケの表情。

こんな年のとり方したいと本当に思えた。

本当に音楽とサッカーにワクワクさせる一曲。

[AL/ツギハギカラフル 収録]

Let’s Kick Go Go Blue&Red Boy/THE MIDWEST VIKINGS


レアル・マドリードに初めて移籍した日本人
久保建英の将来が楽しみだ。

いずれ久保がJリーグで所属したFC東京
歴史として名を残していってほしい。
(横浜Fマリノスにも少し居たけど)

そのFC東京の"非公式"応援ソングを歌って
いるのが、全員覆面4人組バンドの、
THE MIDWEST VIKINGSである。

一応クレジットでは名前を明かしていないが、
ボーカルはチバユウスケ、ドラムはクハラ
どっちもTHEE MICHELLE GUN ELEPHANT
そしてベースはROBINの人。
正直わからなかったギターの方。

この曲は、そのギターの浜辺シゲキが凄い。

ブルース調の独特なタメの効いたギターで
哀愁感出して、そこからカントリーに
移行するんだけど、とにかくこのギターが
終始アダルトでカッコいいんだ。

間奏でも縦横無尽といった感じで、ギターを
弾きまくっている。

上手いだけじゃなく、しっかりとフレーズで
魅了するスキルがある人。

曲も演奏もチバユウスケのボーカルも良い
んだけど、この曲はやっぱギターに耳が
行ってしまうね。

そして最後にスペインで活躍する久保建英
同年代にレアルのロドリゴやヴィニシウス、
バルサのアンス・ファティなど有望な選手が
多いけど、しっかり結果残していってほしい。

[Sg/VAMOS TOKYO! 収録]

Good Old R&R/CAROL


前に、竹下通りから原宿駅へ人混みを歩いて
いたら、すれ違う時ドキっとして振り返った。

「うわっ‼︎今の矢沢永吉だ!!」

一瞬だったが、そう思った。
けど改めて後ろ姿見ると、矢沢永吉が一人で
出歩いたりするだろうか?
しかも、あんなパープルのスーツ着て…

原宿駅に近くなると、合点がいった。
近くで矢沢永吉のライブがあって、至る所で
矢沢永吉ファンが集結していて、そこらで
歌ったりしていたのだ。

つまりすれ違った人はニセモノだった。
けど顔だけなら超似ていた。

そんな訳で今回紹介するのはCAROLだ。
スゲーかっこいいんだよな。
その1stアルバム収録曲。
実はCAROLで矢沢永吉はボーカルと、
ベーシストだったのは案外知られていない。

特に今回の英語の曲の多分カバーなんだけど
ロックンロールの良さを凝縮したような
疾走感がある。

やっぱシャウトとギターリフがファンを
高揚させているね。
ロックンロールは不良の音楽じゃないと。

ロックバンドとしてのビートルズを、
まんま踏襲したような仕上がりになってる。

カバーだと原曲調べたくなるけど、これに
関しては、それも野暮な気がした。

だからもうCAROLの曲でいいよ。

[AL/ルイジアンナ 収録]

Thorn in My Side/LOW IQ 01


はてなブログYouTubeリンク埋め込み
できるようになったら、レビューしたいと
思っていた一曲。

LOW IQ 01最新アルバムからなんだけど、
これには脱帽させられた。

ベストアルバムってのは、世の中に沢山
あるけど、これは一曲の中でLOW IQの
ベスト的要素を盛り込んだ楽曲と言える。

まず、ディズニー感のある導入部から既に
ワールドに引き込まれる。
そこに潜むのはカントリーなんだ。

それから見せるのは骨太なギターリフで、
パンクなアプローチ登場。

そこから歌唱部分はストレートだけど、
やっぱカントリーを感じさせる。

そこからのサビの下がる音程はパンクだ。

これで十分なのに、いきなり別のサビを
間髪入れずにブッこんでくる。
LOW IQのキャリアを凝縮した感じ。
いろんな音楽をごった煮して、彼のフィルター
通して表現しているよう。

やっぱギターとして盟友と言える渡邊忍
フルカワユタカで両サイド固めてるから
盤石なんだな〜〜

この2人のギターソロは、とにかく楽しそう!

そして01ポーズで祝福する多岐に渡る
ジャンルの面々。
ミュージシャンとしても、イチ人間としても
愛されてるなLOW IQ〜〜

[AL/TWENTY ONE 収録]

雲が流れる方へ/WANDS


とにかく自分にとってWANDSは特別だ。
アンタッチャブルな存在とも言える。

ざっくり言うとⅠ〜Ⅲ期まであって、一般的に
売れたのはⅡ期の上杉昇ボーカル時代だ。

そうしてからⅢ期でボーカル和久二郎
なって評価もセールスもグンと下がった。
結果、シングル数枚とアルバム一枚だけ
リリースして活動を終えた。

しかし、Ⅱ期とは別モノと捉えると、その
唯一のⅢ期アルバムは良い作品だと思う。

彼等でしか表現できない歌とメロディーが
間違いなくあったよ。

今回紹介するのはシングル曲ではなく、
一介のアルバム曲である。

そのバラードが、とにかく素晴らしいんだ。

初めて聴いた時、自分の中で否定的だった
Ⅲ期に光明の光が舞い降りた。

この難解な起伏のあるAメロはどうやって
思いついたんだろ??

Ⅱ期から継続のキーボード木村真也と、
Ⅲ期からのギタリスト杉元一生の共作で
凄いケミストリーを生んでいる。

このAメロだけで充分なのに、この珠玉の
サビまで流れていく展開は素晴らしい。

あえてサビは憂いを持った終わり方をさせて、
曲最後のサビで「雲が流れる方へ〜」と
その憂いを回収する形で締める。

最高のバラードだ。
ストレートにDAIGOカバーしないかな。

[AL/AWAKE 収録]

CHOCOSHAKE/SNAIL RAMP


このSNAIL RAMPのアルバムは、リリース
当時、めっちゃ聴いたな〜〜

また欲しくなってBOOK OFFで¥100で
買えた時は小躍りしたねw

特に、このCHOCOSHAKEって曲は面白い。

初出は『A PIZZA of ALREADY』という
アルバム曲ながら、また今回紹介する
アルバムにアレンジ変えて収録されている。

そして珍しいのがA PIZZA〜のアルバムが
iTunesにあるのだが、CHOCOSHAKE試聴
しようとすると別の曲で、一つズレている。

アレンジ違いってのは、やっぱ後発では
ホーン隊が入ってるのが一番の違いかな。

「Yeah Yeah‼︎」と軽快に始まるんだけど、
イントロのベースがすごく重いんだ。
そこがすごくカッコいい。

主人公は、マクドナルドにビックマック
フィレオフィッシュそしてチョコシェイクを
買いに行くんだけど、チョコシェイクだけ
売り切れで嘆くってストーリーなんだけど
何故か連呼する「Yeah Yeah‼︎」笑))

買えなかったのに、とにかく楽しそうだ。
ネガティブな事をポジティブに歌うのが、
なんか面白い。

ちなみに自分は、てりやきチキンフィレオ派。

[AL/GRAVITY 収録]