ASKAのソロ曲といえば、満場一致で
この歌が挙がるだろう。
チャゲアスフリークだった自分もやっぱ
ASKAソロも大好きで、チェックしてたけど、この歌はちょっと次元が違う。
正に、名曲と表現するに相応しい。
そして自分の礎にもなっている。
前にも言ったかもしれないけど、自分が
音楽を聴く上で、あまり歌詞に着目しない。
けどASKAの歌詞は別格なんだ。
この歌の有名なサビのフレーズ
♪今夜君のこと 誘うから 空を見てた
この男の人は、絶対に優しい!!
こんなシチュエーションに憧れる!!
そんな事を本気で思ってた10代の自分。
「空を見て、何を思ってたんだろう?」
そんな妄想が膨らんでいく。
大げさではなく、この一文を見て自分も
優しい人間になろうって思えた。
『雨』の儚さが、この歌全体にある
何とも言えない素敵な世界観を作ってる。
それと、もう一つ『名前』だ。
この歌の中に出るけど、その人の名前に
フューチャーしている。
よくある名前でも、声に出して呼べば
オンリーワンな名前だと気付く。
素敵やん。
彼や彼女を、ちゃんと愛せているか?と
自分自身に問いかけている。
やっぱ優しい人だ。
本当に珠玉のバラードだな。
[Sg/はじまりはいつも雨 収録]