自己満的音楽生活ノススメ

「今日の一曲」と題しまして、自分の好きな曲を勝手にレビューします。あまり批評はせず、好きなトコだけ語ります。

All That Mattered to You/ZenPal


「なんて素敵なギターの音とメロディーなんだ」
この曲を初めて聴いた時の印象。

それがZenPalという5人組サイケポップバンドだ。

俺自身がいつか行ってみたいと思ってる大阪の
FLAKE RECORDSのレーベルからのリリースだ。

実は彼らメンバー全員が利用してたFLAKE RECORDSに匿名で音源を送り、すぐにリリースが決まったって経緯があるみたい。

サイケポップってあんま通ってない音楽なんだけど、そんな自分にも優しく入って来てくれた。

とにかく上記の通り、ギターの音が心地よ過ぎるんだ。

20秒ほどのイントロの中に、もうドラマがある。

そして新人なのに往年のアーティストのような
佇まいとメロディが最高なんだ。
良い意味での落ち着きがある。

中盤からは鍵盤が前に出てきて音での展開がある。
そこから今までのメロに少し変化を加えたりして曲の幅を広げてくるんだ。
音階が3段階くらいに落ちていく所とか気持ちいいんだ。伝わるかな〜〜

音源は配信とカセットテープのみってのも、
なんかこのバンドっぽい。

俺的にはCDリリースしてほしいけど、、

[配信/All Mattered to You 収録]

東京ディスコナイト/スクーターズ


日本のロックシーン、ってなると広くて無理だ
けど、日本のロックンロールのシーンにおいて、
「一つのテーマソングを挙げろ」と言われたら、
真っ先に思い浮かぶ一曲がある。

それが『東京ディスコナイト』だ。

一般的には無名な曲だろうし、「何それ?」って
感じかもしれないけど、いわゆるロッケンロールな世界ではアイコン的楽曲なんだ。

原曲はスクーターズというバンドの楽曲で、
小泉今日子からTHE TEAR DROPSまで広くカバーされている。(どっちも好き)
きっと俺の知らないバンドにもカバーされていて、ロック系DJにはマストな一曲と言える。

自分はバイブルといえる『LONDON NITE』の
コンピ盤で知ったクチだ。(これは2に収録)

60'sのゴキゲンな様相あるけど、82年デビューのバンドだったんだな。割と最近じゃん〜〜

とにかくコーラスとリズムが最高ね。
フロアを意識した仕上がりだから、これで踊る様が想像できるね。
いろんな楽器使ってて、とにかく楽しい。

間違いなくレコードで聴きたい一曲。
今でも遜色なく最高だ。

[LP/東京ディスコナイト 収録]

WEST END GIRL/LILY ALLEN


これ何で知ったか忘れたけど、去年の10月にリリー・アレンというシンガーソングライターを知って新譜をチェックしてみたら、どストライクだったんだ。
アルバムの一曲目が。
そこから全曲断片的に試聴してみた。

「これは買いだ」

けど、サブスクにしか無い事が判明。

がっかりしてたら、2026年1月にCDとLPで
リリースとの情報。

これを待っていた!!
満を持してCD購入(LP盤とギリギリまで迷った)

改めて、リリー・アレンはイギリスのシンガーソングライターで、俺の好きだったAmy Winehouseと同時期にイギリスの音楽シーンを盛り上げたアーティストらしい。

今回のアルバムは5作目で、自身の結婚生活&破綻(離婚)の葛藤をコンセプトに作成されたらしい。
でも英語詞だから、その辺は全くわからん。
大事なのは、良いアルバムだって事だ。
別に全体通して暗いわけじゃない。

ハミングから静かな歌い出し。
そこからストリングスが入って、一気に良質な映画の劇中曲のような気品のある広がりを見せる。

「ここがサビかな?」って思ってたら、別のサビ的フレーズが出てきたりして、俺が好きなメロ展開。

とか思ってたら、中盤から急に歌唱を止めて
プライベートな電話のパートが入る。

「ん?どういう事⁇」

英語だからよくワカランけど、あまり楽しそうな会話ではない。離婚の話?

でも、それ含めて面白い構成だし良い曲。

[AL/WEST END GIRL 収録]

Night Drive/STUTS,Julia Wu,Phum Viphurit


やっぱ地方に住んでる者として、東京に住んでる人のメリットは、ライブ行くのに旅費がそこまでかからないってのがある。

チケット取れるかどうかは別にしても、新幹線代や時間によっては宿泊費も計算しないといけないのが地方民の定め。

去年の9月に行きたかったライブがあった。
STUTSのKアリーナ横浜公演だ。
いろんな豪華なゲスト陣が参加してて、
最高なのは間違いなかった。
上記の理由で行けなかったんだけど。

そのライブで披露された新曲があった、と情報があって「どんな曲だったんだろう?」と気になっていた。

それを忘れてた2026年の年明けに、配信でその曲がリリースされた。

どれどれ聴いてみようか、、メッチャ良い!

台湾のシンガーソングライターJulia Wuと、
タイのシンガーソングライターPhum Viphurit
この2人をシンガーとして迎えた一曲。

イントロのトラック聴いて、これぞChillと思った。
とにかく低音の旋律が心地よい。

歌が入ると、それを邪魔せずにトラックが引き立て役にまわる。
コーラスも入れ方が丁寧で、あくまでメインは"歌"なんだなと思わせる。

アジアを横断する一曲。

STUTSは正にハブ的な存在だ。

[配信限定/Night Drive 収録]

Point of No return/CHEMISTRY


今年25周年を迎えるCHEMISTRY
その25年前にオーディション番組ASAYANで結成からタイムリーで見てた。

このユニットの凄い所は、ビジュアル先行で売れそうなのに、完全に"歌"で売れた事。
爽やか(堂珍)&ワイルド(川畑)なイケメンってのは、あくまで二の次で、とにかく歌に定評あったのが好印象だった。
黙って立ってるだけで売れそうなのに。

デビュー決まって、期待値が高い中で発表された『PIECE OF DREAM』は代表曲となる爆発的ヒット。
一気にチャートシーンを賑わした。

けど自分は可もなく不可もなくな印象だった。
自販機から『DREAM』が出てくるのは頭に残ったけど。

そんな折に出た2ndシングル。

♪夏草が〜流れてく〜〜

イントロ無しの、この歌い出しでもう掴まされた。
もう「良い曲ですよ」ってのが5秒でわかる。
極端な話、もうここだけでいいくらい。
この歌い出しは川畑要のパートだ。
実際、他のAメロとかはシンプルな感じで、全てがサビを引き立てるようになってる。

生で聴いたらヤバいんだろな。

[Sg/Point of No return 収録]

running in the dark/Laura day romance


まだ今年も一ヶ月経ってないくらいだけど、2026年もう音楽当たり年は確定してるようなモンだ。
とにかくLaura day romanceの新譜を聴きまくっている。(昨年末のリリース)

自分の中でアルバムの期待値が高かったから、先行リリースの『プラトニック』『ライター』以外の曲はシャットアウトして、いざアルバムに向き合った。

アルバム発売前に『ランニング・イン・ザ・ダーク』という曲のMVが発表されてたのも知ってて聴くの我慢したよ。
その曲の評価が高かったのも知ってたよ。

アルバム通して聴く"悦"のために。

結果、素晴らしいアルバムだった。
聴いてた上述2曲もアルバムの流れだと別モノくらいにハマってた。

満を持しての『ランニング・イン・ザ・ダーク』

鳥肌立ったよ。

陰と陽が1:1じゃなく、1:0.7くらいの割合の印象。
この塩梅こそLaura day romanceの良さ。

重めのオルガンと歌い出し。
まずA•Bメロからのサビ。
そして、またA•Bメロに戻る。

ん?2回目のAメロが短いぞ。
少しアレンジされたBメロが、より活きてる。
一度頭の中でAメロを学習させた上で、このアレンジで一気に脳内昇華させてくる。

何より肝心のサビが素晴らしい!
美メロすぎるから、コーラスはハモりじゃなく
同じ音程のユニゾンなんだ。
自分の耳ではわからない事もやってるかもしれないけど、とにかくサビで鳥肌がブワッてなる。

そして鍵盤使った長めのアウトロ。
これもLaura day romanceの真骨頂。

アルバム通して聴いた後にMVを見て、また衝撃。
実際のライブ映像を使ってる。それはよくある。
その会場に俳優を紛れさせてて、その表情をカメラで追う。
ありそうで無かった手法じゃないかな。

これは一見の価値あり。

本当に良いアルバムだし、良い曲だ。

[AL/合歓る bridges-橋盤-/収録]

今なら言える/ゴリラ祭ーズ


新年一発目は、年末年始にたまたま知った謎の名前バンドをレビューしたい。

その名も【ゴリラ祭ーズ】だ。
なんじゃそりゃって名前!!

英語表記だと【Gorilla Matsuries】
字ヅラはカッコいい。「ゴリラマツルィィズ」

・古賀(歌,ギター)
・舩越(鍵盤)
・平野(金管楽器・リコーダー)

滋賀県吹奏楽部やってた3人組のバンドだ。

当アルバムを聴いた時に、まずポップセンスが良いなと好印象を持った。

そんな中で、それをより感じた一曲。

イントロからポップさ全開でいて、まず期待された後に、低音域な声が特徴のボーカルが入ってくる。
なんか日常を歌うような表現が似合う歌声。

Bメロなんて特にシティーポップを意識したようなメロディで、すごくマッチしてる。

サビの入りはすごく低く丁寧。
そこで鳴ってるギターが一定のリズムを刻んでるのが良い。これこそセンスなんだろな。

とか思ってたら、急にブレイクビーツのような
音展開からラップが始まる。
これには意表を突かれたが、幅の広がり方が最高。

終盤はホーン隊が入って来て最高潮になる。  

知れて良かったバンドだな。

[AL/The Drifter 収録]