定例企画『愛すべきカバー曲WEEK』
今回はどうしてもレビューしたい一曲が
あるからWEEKじゃなく単発の1Dayで。
コンビニで、ふと読んだ雑誌BRUTUS
にてあった企画【音楽と酒】
レコードを置くBarに焦点を当てて、
それを掘り下げるって内容。
オーセンティックなジャズが中心で、
あまり興味がわかなかったけど、その
Barマスターへのアンケートあった、
「2020年に買ったレコード」という
項目があって、それは注視した。
そこで、いろんな人達が挙げていたのが
原田知世の『恋愛小説3』LP盤。
カバーアルバム第3弾だ。
一通り試聴して、これはCDよりも
レコードで欲しいと思う良作だった。
んで一番先に惚れた一曲を紹介。
原曲は、ナイアガラ・トライアングル。
正直初めて見た名前。
大滝詠一を中心としたコラボ企画の
名称で、佐野元春と杉真理が参加。
正に良質なシティ・ポップで、現在の
世界的ブームに乗れそうな一曲。
それを原田知世は、伊藤ゴローという
プロデューサーを迎え、爽やかなAOR調にカバーしたのが最高だったんだ。
ハネ続けるピアノがたまらないんだ。
優しい歌声も、同時にたまらない。
サビから間髪入れずにAメロ行くのも
俺が好きな展開だし。
個人的に♪Hey Hey Heyが少年のよう。
稀有な53才。モチロン見た目も。
自分としては女優としてより、歌手って
イメージが強い人。(あとBlendyのCM)
素晴らしい世界観を見せてくれた歌。
[LP/恋愛小説3〜You & Me 収録]
原曲 -NIAGARA TRIANGLE-