ここ数年で、海外のDJ界隈を中心に、
一つのムーブメントになっているのが
『ジャパニーズ・シティ・ポップ』
昭和の音楽が、こんなにも世界中で
評価されてるのは日本人として嬉しい。
その海外で最もフューチャーされてる
シティ・ポップが今回紹介する一曲。
松原みきが昭和54年にリリースした
デビュー曲。
正直このアーティストは知らなかった。
どういう位置付けだったのかすら。
だから今回の曲は、海外でヒットした
今になって初めて聴いたんだな。
幻想的な入りをして、そこからキーボードが現実に戻してくれる。
少し大人びた歌声が良いね。
サビでは、伸びやかな声を披露してくれている。
リリース時はハタチくらいか。
切れ長な顔をした美人さんだ。
そして『シティ・ポップ』には欠かせないのは、やっぱ独特なギターの音。
この作り込まれた都会的なギターの音が
海外でウケてるんじゃないかな?
残念なのは、海外で評価されているにも
関わらず、彼女自身2004年に44才の若さで亡くなっているということ。
ただ音楽は今も残る。
天国で喜んでいてほしい。
[e.p/真夜中のドア〜Stay With Me 収録]