昨日も触れたが、20代で初めて組んだ
コピーバンドで初めて練習して合わせた
曲がブルーハーツ『キスしてほしい
(トゥー・トゥー・トゥー)』だった。
そして数年経ち、そのシングルCDの
カップリング曲に撃ち抜かれた。
作詞/作曲、それとメインボーカルまで
真島昌利(マーシー)なんだ。
ていうか、マーシーしか歌えない曲。
独特な、しゃがれ声が最高に合う。
人の内面をエグったような感じさえする。
ものすごくシンプルな曲だからこそ、
素直に入ってくるんだと思う。
それと甲本ヒロトのブルース・ハープ
ここの音色がすごく優しいんだ。
なんか人間性が見えてくる音だ。
昭和後期に発表された歌ながら、
♪仮面をつけて生きるのは、息苦しくて
しょうがないって歌詞は、
平成そして令和になっても通用してる
から凄いんだな。
一般的に『リンダリンダ』など激しい
バンドって位置付けかもしれないけど、
こんな曲も沢山あるよって伝えたい。
これはブルーハーツ流のブルースであり
パンクなんだ。
[Sg/キスしてほしい 収録]