ものすごく作り込まれた作品だと思う
Salyuの1st AL『landmark』
このレビューサイトで常々言っているが
マジで名盤だ。
Salyuの非凡な歌声と、プロデュース
する小林武史には感謝。
その4曲目に収録されているのが、
今回紹介したい一曲。
サブスクでは味わえない、アルバム作品の流れから堪能できる良質な音楽が、
ここにはある。
特に繊細に作り込まれていると思う
『VALON-1』が3曲目。
前にもレビューしたが、とにかく厳かで
重厚感のある歌。
そこから今回紹介する『虹の先』を
聴くと、すごく沁みるんだな。
この曲を一言で表すと、とにかく優しいんだ。
それはSalyuの歌い方にある。
聴きようによっては、すごく芯の通った
歌い方に思える。
一方で、すごくフワフワした感じさえ
受けてしまう。
きっと両方の要素があるんだろう。
この歌い方はSalyuにしか出来ない。
そして、あえて浮遊感たっぷりな
トラックもこの曲にはピッタリなんだ。
こんなに優しく歌えるボーカリストって
貴重だなと思える一曲。
[AL/landmark 収録]