MPC使いのトラックメーカーSTUTSの
大好きなアルバムから。
客演ボーカルに、一十三十一(ヒトミトイ)
を迎えてるんだけど、とにかくこの歌手は
「ミュージシャンに愛されてるな」って思う。
この人がフューチャリングする曲に、
ハズレ無しって断言できるね。
まずSTUTSのブレイクビーツなんだけど
スネア音が素晴らしく良い。
それだけで、これから始まる曲に期待できる。
そして始まる一十三十一の歌。
音域って意味じゃなく、上を漂う感じを
見せてから、地上に戻ってくる。
伝わる表現かわからないけど、それこそが
このボーカルの手腕なんじゃないかなと思う。
それと、コーラスの使い方。
ハモりは少なく、同じ音程を重ねるユニゾンが
多いんだけど、その要所に散りばめられた
歌の重ね方が秀逸なんだ。
しっかりとしたビートの上に、フワフワと
したリバーヴを用いたSTUTSのトラックと
歌の世界観がマッチしすぎてる。
「○○しすぎ」って表現が嫌いな自分でも、
そう言ってしまうほど。
そして、この曲の後に名曲『Eutopia』を
聴くと本当に最高の流れを堪能できるんだ↓↓
Eutopia/STUTS - 自己満的音楽生活ノススメ
フル試聴ないのが残念。
[AL/Eutopia 収録]
ライブ ver. (3:13〜)