オレの好きな、いろんな多くのアーティストが
フェイバリットに挙げるアルバムが、
イギリスのフェアグラウンド・アトラクション
ってバンドの一枚なんだ。
このレビューサイトでも前に紹介したかな?
ファーストアルバムをリリースして、
セカンドを待たずに解散してしまったから
尚のこと、光り輝いて見えるのかも。
特に今回の曲は、なんか魔訶不思議なんだ。
演奏だけ聴くとアンニュイな感じと、
フレンチっぽいオシャレさがある。
けど、ボーカルのエディ・リーダーは
それに合わせず、かなり力強く歌う。
ロック的なアプローチと言ってもいい。
けど、それらがガッチリ合ってるんだ。
そこが不思議と思える部分。
けど、それだけに留まらず後半からの
ボーカルは少し優しさが加味されて、
より演奏と調和していくんだな。
そこも不思議と思える部分。
一見何ともないような曲に思えるんだけど、
2回・3回って聴いていくと吸い込まれる
ような錯覚さえ覚える。
ひっくるめて不思議と思えるんだ。
きっとそれは、ボーカルのスキルうんぬんより
"魅力"なんだろな。
[AL/First of a Million Kisses 収録]