春といえば、新入学や新社会人そして新生活
ウキウキしてくる季節。
…そんな事はコロナウイルス蔓延で、全く
思えない2020年春先の実情。
まぁ、人間の疫学なめんなよ!って
コロナウイルスに言いたいね。
せめて音楽だけはウキウキしたやつを。
そう思ったら蓮沼執太の歌声が降りてきた。
名盤『メロディーズ』一曲目の歌。
この歌聴いた時に、このCD当たりだなと
確信できたな。
別に春を歌った曲ではないんだけど、曲調が
ウキウキさせてくれるんだ。
それはやっぱ"口笛"の存在だろう。
この音が、肝になっているのは間違いなく、
最初から口笛ありきで曲が作られたんじゃ
ないかとさえ思わせる。
爽やかな蓮沼執太の歌声に添えられたのは
トロンボーンで、それがコーラスみたいな
役割も果たしてるから面白い。
トロンボーンって人間の歌声に近い楽器
って感じするから、合うんだろな。
ライブver.では高野寛を迎えて、コーラスも
何人も加えた音が多い豪華なアレンジだ。
CD音源も、ライブアレンジどっちも良く
思えるのは、やっぱ楽曲が素晴らしいからか。
[AL/メロディーズ 収録]
ライブver.