自分が音楽聴く時、一番重きを置くのは
やっぱメロディーだ。
良い曲だなぁと感じるのはやっぱ曲な訳で…
けど大好きなフリッパーズ・ギターに関しては
歌詞カード見ながら聴くのを勧めたい。
1stは全英語詞で、今回の2ndは全日本語詞。
これが90年初頭の作品だから驚き。
英語詞でも日本語訳を載せてたけど、
日本語だとよりストレートに屈折した魅力を
堪能することができる。
パッと聴くと爽やかなギターと抜けるような
ステア音が印象的。
爽快なナンバーかなと思わせておいての
歌詞はとにかく辛辣なんだ。
これがサビの歌詞とはね↓↓
間抜けな言葉で 僕を取り囲む
得意げな薄ら笑いに腹が立つのさ
思い切り胃を蹴り上げたら
君はどんな顔をするのかと思う
そして展開面で好きなのは2回目サビ終わり
からCメロに移行する時の自然さ。
間髪入れず、と言うより流れを汲んで
新しいメロディーを引き出す。
ここが一番のポイントだし、好きな部分。
小山田圭吾と小沢健二の2人体制になって
作詞/作曲は基本共作。クレジットは
double knockout corporation
双方のイニシャルK・Oをもじった名前。
このセンスの非凡さを共有したい。