『人生で一番始めに買ったアルバム』
これ訊くと、大体そのひとの年代がわかる。
「えっ‼︎嵐なの〜最近じゃん」みたいな。
自分にとってそれはWANDSの『時の扉』
…めっちゃ聴きまくった。
オレにとっては3千円以上の価値はあった。
その中で、好きでも嫌いでもなかった一曲。
それを今回レビューしたい。
"好きでも嫌いでもない"ってのは買った当時の
印象であって、今になって聴くと凄く好きな
歌なんだな。
わかりやすいサビから始まるんだけど、
そのサビよりもAメロを聴かせよう!って
意思を感じてしまうんだ。
買った当時はきっとサビで判断してたん
だろうなぁ。
作詞は上杉サンで、作曲は柴崎サン
曲構成は至ってシンプルながら、やっぱ
このA・Bメロは秀逸だなと思う。
いわゆる『美メロ』とも何か違うけど、
サビよりも力強さを感じるんだ。
そしてライブでの上杉昇のバンダナに、
ネルシャツって出で立ちは真似したかった。
親にネルシャツ買ってとせがんだ思い出。
今見ても、やっぱカッコいい。
そしてネルシャツを際立たせてるのは、
実はストーンウォッシュジーンズなんだと
大人になって気付く。
[AL/時の扉 収録]