なんか昨日からの流れから、やっぱ
FINAL FANTASYの楽曲は良いなぁと
再認識させられたから、一番好きなアレンジ
曲を再レビューしようと思う。
ゲームBGMとしてではなく、イチ音楽として
世界に誇れるアレンジだと思うから。
FINAL FANTASY Ⅳ内の切ないシーンで
流れるBGMで、元々好きだった"愛のテーマ"
アルトサックス奏者の宇山寛人。
この人は1人で、この曲の全てを完成させてる。
まず自由な感じでピアノのみを弾く。
その綺麗な旋律の裏で、レコードに針を
落とした時のようなノイズ音を入れるあたり
一筋縄じゃないなと思わせる。
そしてオーボエで主旋律を奏でるんだけど、
"愛"の悦びを表現している。
間髪入れずストリングスが急にメインにきて、
"愛"の哀しみを表現する。
その二面性を上手く音で表してるのが凄い。
そして哀しみを担うストリングスで、中盤
少し、救いを受けるようなアレンジを加える。
そしてまた哀しみを表現するパートになるん
だけど、そこで一瞬伸びやかなアルトサックスを入れる。鳥肌立つわ。
この人は天才か⁈
やっぱオレが知りうるFFの楽曲で、一番
この曲が好きだな。
[V.A/Chill SQ 収録]