このレビューサイトやってて、たまに
「あれ⁈この曲まだレビューしてなかった」
って思う時がある。大好きな曲なのに。
今回紹介する一曲も、まさにソレなんだ。
確か2013年くらいのリリースで、どういう
経緯で知ったアーティストか完全に忘れた
けど、その年で一番に挙げられるALだった。
元々はカナダのトロントを中心に活動してた
The Slakah The Beatchildという
ユニットを改め、スラッカデリクスを結成
したみたいなんだ。
とにかくブルージーな感じ、オーガニックな
雰囲気、そこにソウルやソフトロック、
介在するエモ感。
そして当人のルーツミュージックっぽい
Hip Hopな要素を盛り込んだ楽曲。
それを一曲中で堪能できるのが今回の曲。
フルートっぽい音から、牧歌的な感じかと
思わせてから登場するベースが、とにかく
無機質にゴリゴリしてくる。
ハミング中心のボーカルで、あくまで
アルバムの幕開けに特化したような内容。
もちろん飽きさせないように楽器群と
メロディーが溢れ出てくる。
すごくセンスを感じた一曲だ。
[AL/THE OTHER SIDE TOMORROW 収録]