自己満的音楽生活ノススメ

「今日の一曲」と題しまして、自分の好きな曲を勝手にレビューします。あまり批評はせず、好きなトコだけ語ります。

ⓍGuest of a Christmas/Riddim Saunter


Riddim Saunterが最後に生み出した名盤
『Days Lead』
実はその後に、所属するレーベルである
Niw! RecordsのX'masコンピCDに一曲
提供している。
つまり、音源としてはこれが最後なのだ。
(7inch EPとしてリリースもしている)

そのX'masをテーマした今回の曲が、
なんか暖かみあって好きなんだな。

グロッケンのような小さな鉄琴と、フルート
&鍵盤ハーモニカで優しく始まる。
ボーカルKC(Keishi Tanaka)も声を張らず
丁寧に歌い上げる。

やっぱコワモテな人のフルートが、要所で
アクセントになってて好きだ。
もっと聴きたいトコで抜けて行く。

通常の倍にあたる12弦のアコギも、楽曲が
醸し出す、暖かみの一端を担ってるね。

そして立ってドラム叩く古川太一なんだけど
まさかこの人が、こんな優しい曲を作った
とは思えないような、出で立ちだ。

一番盛り上がったトコでボーカル抜けて
演奏のみになるんだけど、ここの部分が
この曲のサビと言ってもいいくらい綺麗。
正に"ハーモニー"を奏でている。

そして終盤に出てくる歌唱部分でのサビ
♪Knock on the door my guest a Christmas
この後からフルートが追いかけて来る。
オレのツボね!!
そんなRiddim Saunterが大好きだ。

[V.A/We wish you a happy 収録]