本当に待ち望んでたchelmicoの新譜。
これがメジャー2ndアルバムになる。
これは自分の中では名盤だと思えたね。
基本的にchelmicoはアッパーな明るい曲と、
聴かせるような落ち着いた曲のバランスが
とても良いアーティストだと思ってるけど、
今回のアルバムは、よりミドルテンポな
曲を多く取り入れた作品だと思う。
その中で、一番気になった曲がコレだ。
自称chelmicoフリークとして、一瞬「んっ?」と良い違和感あった部分があった。
まず、この曲はchelmicoをより高みに上げる
要素を含んでいる。
特に女子に歌詞が突き刺さるらしい。
等身大に失恋をリリックに乗せてるから、
より共感させるんだろう。
この曲に限ってはRachelがMVPだ。
(2人ユニットだけど)
まずラップバース入ったトコで、スローな
フロウで名刺代わりに見せ場を作る。
その後のリリックが好きだ。
悲しみの色が 青だなんて嘘だ
なんにも無いんだよ ここには
そして「んっ?」と思った違和感の部分は
曲の2:29〜のサビの部分だ。
基本サビは2人で歌ってるけど、そこは
1人で、しかもMamicoっぽくもない。
客演の3人目かなと思ってMV見たら違った。
ラップではなくRachelが本気歌唱してる。
そこが、とてつもなく上手かった。
その引き出しあったら、本当にchelmicoは
より高いステージ行けると思った。
この曲で、もっと売れて欲しい。
[AL/FISHING 収録]