たびたびレビューしているHeizeから。
素直にツボなんだもんな。この人の楽曲。
彼女の魅力は、声質・ラップ・そして自身での
ソングライティングなど沢山あると思う。
そして、それらの才能に色を添えている
各トラックが素晴らしいんだ。
今回はそこに特化した曲をレビューしたい。
それが2nd EPの冒頭の一曲だ。
この曲最大の特徴はイントロじゃないかな。
まず文章すっ飛ばして下記リンクで試聴してみてほしい。イントロだけでも最初いいから。
マラカスみたいなシェイカー音でリズムを刻み、主音に途切れ途切れのキーボードが
展開していく。
でも、なんか違和感を感じる……
そしてドッ、ドッっとバスドラが入ってきて
リズムをループさせていく。
そこで初めて気付くんだ。
「あっ‼︎最初のシェイカーはリズムの裏か」
そう!!
実は裏打ちしてたのだ。
キーボードの浮遊感も重なって、心地よい
違和感だったんだなと。
そしてHeizeの歌唱部分は歌とラップの
バランスが秀逸な展開を見せる。
このトラック聴いて、Heizeを取りまく
トラックメーカーはセンス光るなと思った。
[Sg /// 収録]