昭和の名曲は沢山あれど、やっぱ自分が
好きなのは"艶っぽい"昭和の名曲なんだな。
寺尾聰『ルビーの指輪』や越路吹雪の曲も
自分の中では、その部類に入る。
なんか鼻歌というか、ふと口ずさみたくなる。
加藤登紀子といえば『100万本のバラ』や
『知床旅情』が有名だけど、やっぱ艶っぽさ
No.1ソングといえば『リリー・マルレーン』
元々はドイツの軍隊歌らしく、Marlene Dietrichという歌手の曲。
一応原曲もチェックしたけど、やっぱ自分は
加藤登紀子ver.が好きかな〜〜
同じフレーズを繰り返すパターンの曲で、
最後に「リリーマルレーン〜〜」を2回
連続させて締める。
その音程を同じではなく1回目は高く、
2回目はしっとり低く歌う。
そこが歌い手の腕の見せ所じゃないかな。
それが加藤登紀子は、すごく綺麗なんだ。
歌詞は原文をそのまま日本語詞にしたわけじゃなく、加藤登紀子独自の解釈が盛り込まれた内容らしい。
ピアノ・ギターのシンプルな演奏構成かと
思いきや、途中からストリングス入れて
重厚感を演出してるね。
これを7inchレコードで持つのは完全に
自己満足だな。それでいいじゃん!!
[e.p/リリー・マルレーン 収録]