『ハスキーボイス』って言葉は珍しくないが、
初めてそのハスキーボイスに触れたのは
間違いなく自分では葛城ユキだった。
そしてこの曲では、いろんな勘違いがあったから、なんか印象強いんだな。
まず、CHAGE and ASKAの曲だとばかり
思っていた。
最初に聴いたのは、そのバージョンだったから、それがセルフカバーだとは思いもよらなかった。
そして葛城ユキver.を聴いたんだけど、
楽曲提供はASKAだと思っていた。
この曲でASKAは作詞のみで、作曲者は
井上大輔という人だった。
(郷ひろみの、二億四千万の瞳の作曲者)
そしてさらに、葛城ユキのリリースの
一年前に大友裕子という歌手が発表していた。
つまり、作詞 ASKA/作曲 井上大輔で、
初めてのリリースは、大友裕子なのだ。
1つの楽曲で、ここまで勘違いしていた
のは、多分これだけだと思う。
とは言え、もう葛城ユキの曲‼︎って言って
全然いいとは思う。
もう第一声の「ボヘミア〜〜ン」だけで
全部持ってっちゃう天性のシャガれ声。
シンガーになるべくして成った声。
今の時代に聴くと演奏はチープだけど、
歌唱は素晴らしいと思える一曲。
[AL/プレミアム・ベスト葛城ユキ 収録]