ロックステディ・レゲエ・スカなど盛り込んだ
関西の雄と言えるTHE MiCETEETHボーカル
次松大助ソロの1stアルバムが好きだ。
この作品は断言できる!「冬に聴くべき」
けど、紹介したくなったからメッチャ春な
今レビューしよう。自由でいいし。
こんなにもフワフワしながら歌う人。
誰かに語りかけるような歌。
なかなか聞き取りにくい歌。
お酒をたくさん飲んだ歌。
んでキスしようとか言っちゃう歌。
文字ヅラだけだと、聴き手選ぶような
世界観だけど、ものすごく綺麗なんだ。
演奏はものすごくアダルトな始まりで、
イントロ・間奏・アウトロに出てくる
Saxが大人な感じを演出している。
そのSaxを歌唱部分にあまり重ねないやり方
なんか好きだな。
その分、ストリングスと歌を意識的に重ねたり
アレンジが素晴らしい。
「二人で一緒に風邪をひこうね」みたいな
エゴ丸出しの歌詞も、見方さえ変えれば
等身大のプロポーズにも思える。
猫背でお酒飲んで酔っ払いながらも、
優しいピアノを弾く次松大助はズルい。
もう一度言おう。「冬に聴くべき一曲‼︎」