映画『ボヘミアン・ラプソディー』の
空前のヒットで、QUEEN人気が止まらない。
それに合わせてテレビ番組もQUEEN特集を
BS・CS中心によくやってて、それで知った
フレディ・マーキュリーのソロ名義での一曲。
QUEENにてスペイン国内でのライブを控えた
タイミングで、現地のインタビューがあった。
「スペインのどこが好きですか?」
フレディーはこう答えた。
「モンセレート・カバリエさ」
きっと地名を期待してたんだろうけど、
返って来た答えが、まさかの人名ww
Montserrat Caballeとはスペイン出身の
ソプラノオペラ歌手らしく、世界的に
有名だったらしい。
その一言がキッカケに、共演が決まり
記念碑的に一曲だけかと思いきや、
フルアルバムサイズでの発表となった。
このリード曲『Barcelona』が素晴らしい!
おしとやかに始まるんだけど、世界的な
オペラ歌手に、良い意味で寄り添わない
フレディーが印象的。
ガナる所はしっかり声をしゃくり上げて
ロックバンドのボーカルとしての矜持を
感じさせる。
コーラスワークは正にQUEENみたいだ。
静と動みたいな構図かと思ったら、そこから
カバリエもすごく楽しそうにハネる。
なんかお互いのリスペクトを感じる一曲。
[AL/Barcelona 収録]