バンドばかり聴いていた自分がHOUSEなど
打ち込みのダンスミュージックを好きに
なって、その流れで知ったアーティストが
中塚武である。
アーティストというよりもコンポーザーであり
DJである。
このアルバムで土岐麻子とコラボしたり、
SMAPに楽曲提供したりと幅を広げ始めた
時期だったのかもしれない。
そして、とんでもないカバーと巡り合った。
さだまさしの『北の国から』である。
そう‼︎あの、歌詞のない♪あ〜あ〜〜だけの
歌で、誰しも耳にしたことのある名曲だ。
ドラマ北の国からフリークな自分にとって
ひっくり返るようなアレンジだった。
だって、ものすごくサンバなんだもん!
厳かな雰囲気のある原曲からは、かなり
かけ離れたフロア向けな仕上がりなんだ。
この発想力が本当に凄いの一言。
全く別モノすぎて、思わずニヤっとして
しまうほどだ。
単調にならないように、溜めの部分を
多めに取っていて、よりフロア寄りの展開を
しているね。
こんなに踊れる国民的ソングないよ。
最近ではビールのCMでも起用されてるし、
本当に良いカバーだと思うな。