とにかくロック系DJに愛されている、
ロンロンクルーの一曲。
このバンドはカバーだけでライブやる程に
いろんなアーティストの曲をカバーしている。
洋楽中心なんだけど、その中で唯一くらいに
演奏する日本のアーティスト曲が、この
フリッパーズ・ギターの名曲なのだ。
同バンドの1st ALに収録されていて、副題に
《サンバ・パレードの華麗なる噂》と
付いている。
フリッパーズの楽曲には全て副題がある。
それがなんか斬新だった。(80年代にね)
アルバムの中でも、特に疾走感ある一曲を
ロンロンクルーは選んだんだな。
このカバーに関して一番伝えたいのは、
「ギターの音の良さ」である。
ここまで感銘受けた音は、なかなか無いって
くらいに感激した。
ベンチャーズみたいなテケテケした高速
ギターで始まるんだけど、好きなのはソコ
ではなく、歌い始めのバッキングでの
ギターの音である。
中音から高音域にアクセントを持った音で
とにかく高級米バリに一粒一粒が立っている。
ものすごく拘った音なんじゃないかな。
全体のアレンジも原曲よりBPM高めで、
よりスリリングな展開となっている。
曲の終わりに一山持ってきてるのも、
原曲愛があるね。
このカバーアルバム調べたらもう廃盤で、
CDながらプレミア価格になっていて、
なんか得した気分だ。(売らないけど)
ちなみにジャケットのバァちゃんは、
Vo.Gt 新井 仁のリアル祖母みたい。
[AL/Good Melodies 収録]
原曲 -Flipper's Guitar-
RON RON CLOU ver.
