自己満的音楽生活ノススメ

「今日の一曲」と題しまして、自分の好きな曲を勝手にレビューします。あまり批評はせず、好きなトコだけ語ります。

Blank Note/Riddim Saunter


CD単体とジャケット数種を別売りするって
ありそうで無かった世界初の試みでリリース
されたRiddim Saunter最後のアルバム。

墓まで持って行きたい一枚である。

このアルバムは最初の曲から最後の曲まで
ひっくるめて一つの作品になるタイプで、
その最後を飾るアウトロ的なインスト曲。

ドラムスで全作曲に携わる古川太一の
楽家としての類稀な才能を堪能できる。

この曲で鍵盤を担当する古川太一の弟、
古川ユウタがSaxでスポット参加している。

このサックスがメインと言えて、本当に
音楽として素晴らしいんだな。
このメロディーありきで作られた感。

途中、フリーなソロ演奏に移行した時は
鳥肌が立った。
ストリングスとの相性もバツグン!!

アルバム最後にこういったインスト曲を
入れる手法はよくあるが、このアルバムに
この曲で終わる型はその極みなんじゃないか?

そう思わせてくれる最高のエピローグ。

Riddim Saunterラストライブでは生披露
されなかったが公演終了して客が帰る時に
流れてて、ずっと帰らず余韻に浸ってた。

そんな思い出の一曲。

[AL/DAYS LEAD 収録]

Blank Note -Epilogue-

Blank Note -Epilogue-