なんかのテレビで『歌詞とメロディーどっちを重視する?』みたいな討論会やってて、自分はメロディー派としてその番組を見ていた。
そんな自分でも、歌詞に共鳴する時はある。
今回紹介するレミオロメン初期の名曲もそう。
まず星野源に代表されるような、日常を
切り取ったような素朴で身近な等身大の歌詞が、なんか抵抗なく耳に入ってきて好きなんだけど、この曲もそんな感じなんだな。
新婚夫婦っぽい二人が主人公で、君(妻)が
ご飯を作ってくれてる間に、僕は自転車に
乗ってビールとプリンを寒空の下、
コンビニで買って来るって話。
この曲のテーマはサビの歌詞に凝縮されてる。
♪僕らはいつまでも 些細な争いを出来るだろうか?
旅立つ日が来るならば せめてこの時間よ
止まれとは言わないよ ゆっくり進め
歌詞に着目したけど、それを引き立てる
珠玉のメロディーがこの歌にはある。
単調な演奏でもこの曲は全然成り立つけど、
2番からのギターにカッティングを入れる
あたりにロックバンドとしての矜持がある。
最初、曲名見た時「ビールとそれに含まれる
プリン体?」って思ったが、全然違った。
[AL/朝顔 収録]