自己満的音楽生活ノススメ

「今日の一曲」と題しまして、自分の好きな曲を勝手にレビューします。あまり批評はせず、好きなトコだけ語ります。

きえないで/アイナ・ジ・エンド


飛ぶ鳥を落とす勢いのBiSHのセントチヒロ
・チッチとアイナ・ジ・エンドのソロシングル。

セントチヒロ・チッチの銀杏BOYZカバー
『夜王子と月の姫』は前にレビューしたけど、
今回はアイナ・ジ・エンドの方を推したい。
彼女が18才の高校生の時に、作詞作曲した曲。
歌声だけで魅了できる武器を持ちながら、
こんな曲も作れるのかと。

「アイドルの一員だろ?」
「素人時代に作った曲だろ?」
この曲をちゃんと聴いたら、そんなレッテル
すぐ吹き飛ぶ、素晴らしい一曲だと思う。

ダウナーな感じ漂うバラードなんだけど、
アイナ・ジ・エンドにはハマる。
そりゃ当人が作った曲だもんな。

歌詞はどこか十代を思わせるけど、かなり
大人びた表現をしている。
矛盾しているが、そう思った。
18才にして、いろいろ経験してるな。

プロデューサー亀田誠治も、この曲の
世界観を伝えやすくしている。

一番の盛り上がりをみせる大サビは、歌唱・
演奏共に、とても力強く見せ場をしっかり
演出している。

そしてこの大サビを一回だけにしたのも、
功を奏してるんじゃないかな。

当人がずっと温めてた曲が、こういう形で
陽の目を見るのは嬉しいだろな。

[Sg/夜王子と月の姫,きえないで 収録]