自分の中でSalyuを決定付けさせてくれた
一曲を今回紹介したい。
後発のベストアルバム一曲目にもある。
まずSalyu→Lily Chou-Chouという逆の流れでこのアーティストを知り、そこから映画『リリィ・シュシュのすべて』を観て、どっぷりハマっていった。
そこからまたSalyuをチェックしてたら、当時の新曲に心打たれた。
それがこの『プラットホーム』ってバラード
寂しげなピアノで始まるんだけど、そこから
丁寧に言葉の意味を込めて歌うSalyuがとても印象的なんだ。
曲と歌詞も小林武史が書いている。
なんか昔を懐かしむような世界観があるね。
それと力強くなったBメロ終わりから、サビ
への流れが、ものすごく自然で鳥肌が立つ。
そして圧巻は、後半の間奏終わりのサビだ。
これ以上出ないくらいのファルセットで、
今までの流れを度外視するように歌い上げる。
ここでまた鳥肌。
この世界観を表現できるのは小林武史のみ。
そして、これを歌えるのはSalyuのみ。
そんな印象を持ったな。
映画『地下鉄に乗って』主題歌で、自分は観てないんだけど、その映画のエンディングでこの曲を聴くと、より極上品になるらしい。
[Sg/プラットホーム 収録]