日本が誇るトラックメイカーNujabesという名を世界中に知らしめたLuv sicシリーズ。
パート1〜6まである中で、異彩を放つのが今回紹介するパート5だろう。
哀愁漂うトラックに定評のあるNujabesだけど、この曲に関しては哀愁通り越して『哀しさ』だけを切り取ったトラックに思えた。
それもそのハズ、この曲のテーマは《追悼》だった。
当初、この曲を作ったNujabesは、Luv sicシリーズにしない予定だったらしい。
あまりにもテーマが重いからかな。
けど、死は誰にでも必ずあるし、避けて通れないという観点から、Luv sicシリーズに組み込んだらしい。
まさか、その当人が事故死してしまうとはね…
Nujabesが故人となってから、発表されたというのも感慨深い。
ラップを担当するShing02のリリックも、身近な人の死を表していて、日本語詞を見ると辛かったりする。
生きてるの大好きな自分にとって想像したくはないが、もし自分の葬式やるなら、焼香の時間でこの曲を流してほしいと思う。
その時はラップ無しのインストver.で
よろしくお願いしたい。
[LP/Luv (sic)Pt.5 収録]