だんだん勢いを感じなくなってきた、
きゃりーぱみゅぱみゅ。
世界的になった"HARAJUKU"という日本の
ポップカルチャーのアイコンとして君臨してた時は同じ日本人として誇らしかった。
そのビジュアル面だけなら、そんなに世界的に認知されることはなかったろう。
やはり根底にあるのは、楽曲だと思う。
限りなくキャッチーで、耳障りの良い曲が日本語を知らない人達にも受け入れられたのだろう。
そんな折に、クレヨンしんちゃんの映画主題歌として発表された今回紹介する曲を聴いて、やっぱプロデューサー中田ヤスタカはスゲーなと思った。
特に印象的なのはAメロだ。
中田ヤスタカにしか作れない節というかメロディと言えるんじゃないかな。
この部分が本当好きで、自分にとってサビはオマケくらいにさえ思えてしまっている。
8bitと呼ばれるファミコンみたいな音を、さりげなく使っていてアクセントになっている。
そしてセンスを感じたのは、曲の導入部分。
イントロの途中からリズムを4つ打ちにしている。
最初からではなく、途中からそうすることによって、より歌パートが始まる高揚感を演出してるように思えた。
その世界観をしっかり表現できるきゃりーも
良いアーティストだと思う。
このテーマ曲となった『映画クレヨンしんちゃん ガチンコ!ロボとーちゃん』
がすごく良い作品みたいだから、今度見てみようと思う。
[Sg/ファミリーパーティー 収録]