先日、訃報が伝えられた西城秀樹サンが
生前のインタビューで言ってた事がある。
「好奇心がある限り、青春なんだ」
引退したプロレスラー小橋建太は言ってた。
「死ぬまで青春」
"青春"とは、男特有のものかもしれないけど、
いろんな人の解釈がある。
自分は身を粉にして何かに打ち込んだことがない性分だから、どの時代が青春だったかわからない。もしかしたら、今なのかもしれないし。
このGOING STEADY最期のシングル曲か、
自分にとって一番しっくりくる内容だった。
それは2番の歌詞の一文だ。
PK決めて 英雄だったアイツが
今じゃちっちゃな町の 郵便屋さんさ
とても幸せなはずなのに 何でか涙が出るよ
学生時代に輝いていた奴も、そのまま大人になるってパターンは少ない。
きっと芸能人にでもならない限り、無理なんだろう。
けど、当時のままとは言わないけど、やっぱ
英雄でいてほしい。
みんなの憧れでいてほしい。
「昔はワルだったんだぜ」って話を、
酒の肴にして呑む大人にならないでほしい。
そんな気持ちを代弁してくれている。
それをノイズの効いた演奏で歌う峯田和伸に
共感していた。
魂こもった一曲だ。
[Sg/青春時代 収録]