後にも先にも、あんなにNHK朝の連続テレビ
小説にハマったことはない。
それが一世を風靡した『あまちゃん』だ。
能年玲奈演じる《天野アキ》が、馴染めない東京から岩手に移り住んで、海女見習いとなり、天真爛漫な自分を取り戻し、地元アイドルとなって東京に凱旋するという話。
終始和やかなムードなドラマで、作中の
音楽や劇中歌を担当してたのが、大友良英という音楽プロデューサーだった。
(福島出身‼︎)
その『あまちゃん』で一番印象に残ってる曲
といえばオープニングテーマ曲だろう。
今から始まるっていうワクワク感を演出
してくれる明るい曲で、とても耳に入って来やすい。
裏打ちの軽快なSKAのリズムで、高揚感を
出しつつ、途中から壮大な雰囲気になり、またサビの楽しいリズムに戻る。
ドラマ終了後も、この曲は「大友良英
ビッグバンド」名義で、今も演奏され続けていて、FUJIROCKでは大勢のロックリスナーを踊らせた。
運動会や甲子園の応援歌など、いろんな
スポーツシーンで耳にすることが多いのも、やはり特有の盛り上げ曲だからこそだろう。
これからもしっかり残っていく名曲。
[AL/あまちゃんオリジナルサウンドトラック 収録]