そんな今に聴きたい一曲。
今回はエレファントカシマシ。
何度か言っているが、自分は基本シングルを
買わない。だったらアルバムを買いたい。
この曲は例外で、初めてサビを聴いた時から
一発で気に入って、即購入。
10年前の自分の誕生日だったのも縁。
サビしか知らない状態で買ったが、これは
名曲だと確信があった。
案の定、フルで聴いてみても最高だった。
イントロのギターリフから突き抜けた印象を
受けてたけど、あえてそこにストリングスを
重ねているのが良かった。
調べたら、亀田誠治プロデュースと知って、
なんか合点がいった。
特にサビの部分に着目したい。
♪春夏秋冬 彩る 風のように日々生きられたら
《春夏秋冬》を「しゅんかしゅうとう」ではなく、「はるなつあきふゆ」と歌う宮本浩次に
センスを感じた。
この《彩る》の力強さもツボ。
バンド特有の情緒や哀愁は少なく、
誰にでも届くような一曲と言えよう。
往年のファンは思わないかもしれないけど、
ACIDMANに歌ってほしいメロディーだなと
率直に思った。
[Sg/新しい季節へキミと 収録]