一周まわって、本当にかっこいい大人ってのは、こういう人たちの事なんだろうな。
ビートルズが1966年に来日公演を果たした際に前座を務めたのが、あのドリフターズというのは有名な話。
当時はまだ志村けん加入前で、荒井注が
メンバーとしていた時代。
ドリフ=コントってイメージだけど、バンド
としてものすごくカッコいい人達なんだ。
ビートルズの前座を務めるにあたり、言い渡された当初の演奏持ち時間は20分。
そこから当日に5分となり、出演ギリギリで
急遽40秒だけ、とされたドリフターズ。
その40秒にドリフの真髄を見た‼︎
とにかく演奏がカッコいい。
ボーカルの仲本工事が、体操キャラを払拭させるほどのアダルトさ。
そして加藤茶のドラムね。
叩いてる姿が本当にロックスターだ。
音質的に、いかりや長介のベースが聞き取りにくいのが残念★
この時に演奏したのが、Little Richerdの『Long Tail Sally』という1956年に発表されたロックのスタンダードといえる曲のカバー。
『のっぽのサリー』と邦題がついてるが、英語で仲本工事が歌っている。
この曲はビートルズがカバーして一躍有名になったといっても過言ではない。
「本当に演奏カッコいいなぁ〜〜」
と思わせた矢先、最後にみんなでズッコケる笑
そして逃げるように去っていく。
そこにコミックバンド的要素をブッこむ。
ビートルズ前座という大舞台で。
本当にシビれた。
このカッコ良さに気付くまで時間かかった。
こんな大人になりたいな。
(関係ないけど、個人的に一番好きなドリフの
コントも貼っておきます)⇩⇩
The Beatles『Long Tail Sally』
ザ・ドリフターズ ver.
【ドリフ大爆笑】忘年会