自己満的音楽生活ノススメ

「今日の一曲」と題しまして、自分の好きな曲を勝手にレビューします。あまり批評はせず、好きなトコだけ語ります。

冬のユビキタス/次松大助


自分は冬が嫌いだ。

雪が降ると雪かき大変だし、活動が制限されるから。

そして春は苦手だ。

気候的には良いんだけど、いかんせん
花粉症が辛い。杉の木全部折りたくなる。

けど、冬から春に変わる時は大好きなんだな〜
そんな今の時期に聴きたいのが、今回紹介する一曲。

スカをベースにいろんな音楽を盛り込んだ
バンド『THE MiCETEETH』ボーカル
次松大助のソロ1st ALが大好きなんだ。

ボーカリストであり作曲家。
バンドではその感じが強かった当人だけど、
今回のアルバムではそれらに付帯して、
ピアニストとしての一面を強めている。

幼い感じの歌声と、甘い感じのメロディー
がマッチしているんだな。

《冬》というワードが曲名に入ってるけど、
そこから春になるような明るさがこの曲から
感じる。

この時期ピッタリと表現した所以はそこ。

イントロからコーラスと管楽器が高揚させてくれて、ハネる次松大助のピアノが楽しげなんだ。

間奏から急にジャズテイストになっていく
所に遊び心を感じた。

アウトロではなかなか終わらず、初めての
サックスが入って来たりする。

この名盤を締めるにピッタリな一曲。

"ユビキタス"って何だろうと調べてみたら、
【遍在(どこでも存在する)】って意味みたい。

[AL/Animation for oink, oink! 収録]