WANDSと出会えていなかったら、自分の人生は大きく異なっていた。
そう断言できるバンド。
WANDS語るだけで、居酒屋2時間は居れる‼︎
WANDSは3期まであって、代表的なボーカル上杉昇は実は2期までで、3期は別のボーカルがやっていた。
(3期メンバーの活動は短かった)
その上杉昇はWANDSがPOP路線で成功し続けていくことが歯痒かった。
彼はグランジを好むロック志向の強い人だったからだ。
『時の扉』『世界が終わるまでは』など
大ヒットを飛ばした後は、徐々にその路線から外れ、シングル曲でもロックテイストになっていった。
上杉昇も、レーベルへの恩義を十分果たしたと思ったのかもしれない。
セールスも落ち込み、ファンも困惑した。
そのPOP路線のファン離れを決定付けたのが、
今回紹介する一曲だろう。
紛れも無い名曲である。
切ないアコースティックギターで始まり、
♪太陽はいま街中を 血の色に染めて〜
えっ!?
いきなりそんな歌詞出ちゃう⁇
でも、大人になると哲学的な歌詞だったんだと理解できる。
メロディーと歌詞は殆ど上杉昇が作り、
最初はアルバム用に英語詞で、がなるように
歌っていたという。
完成した曲も、そこまでではないかもしれないけど、サビではかなり力強く歌っている。
サビでガンときた後、戻るAメロが本当に綺麗で、曲の中で一番好きな部分である。
WANDS解散後も上杉昇は、この曲が自分の音楽人生のターニングポイントになったと言っていた。
音楽好きな人に評価してほしい一曲だ。
c/wの『Sleeping Fish』も名曲だから、
今度レビューしよ〜〜
[Sg/Same Side 収録]