今回のカバー曲レビューは単曲ではなく、アルバム単位でします。
本気で墓に持っていきたいと思ってる、
Flipper’s Guitarの1st AL
「three cheers for our side
~海へ行くつもりじゃなかった~」
この名盤を、タイのバンコクにある音楽レーベルsmallroomのアーティストがカバーした。
それ自体なら、そんなに珍しくはない。
けど面白いのは、そのアルバムを曲順そのままにレーベル所属のアーティストがカバーしているのだ。
(カジヒデキがライナーノーツ寄稿してるから、きっと公式)
それらの音楽は多岐にわたっていて、いろんな視点からフリッパーズの音楽を表現している。
ソフトロック・R&B・ボサノヴァ・エレポップなどなど。
そのまんま譜面を参考にしたようなストレートなカバーは一つもなかった。
そこに「渋谷系」なんてジャンルは介入していない。
ジャケットデザインも引用してて面白い。
フリッパーズファンこそ、凝り固まった
音楽脳を持ってちゃダメだったわと再認識。
調べてみるとバンコクではJ-POPが日本人の
想像以上に浸透しているらしい。
とにかくフリッパーズ愛に溢れた一枚。
「情熱=パッション!!!」
参考までにBall jarulukという男性ボーカリストがR&Bに仕上げたGoodbye, our Pastels Badgesをドーゾ‼︎
原曲 -Flipper's Guitar-
Ball jaruluk ver.