今年最後の【愛すべきカバー曲Week】
自分が好きなカバー曲に特化して、勝手に語るやつ。これで3週目!!
原曲からいくと、The Beatles珠玉の
ラブ・バラード『If I Fell (邦題:恋におちたら)』
ジョン&ポールの共作だけど、メインはジョンがライティングした一曲。
転調が多い曲だけど、ものすごく綺麗な
メロディーが印象的で、自分の中でビートルズのバラード群では一番好きな曲。
ジョン曰く「当時の妻以外の女性との
半自伝的な曲」らしい…どうやら不倫の歌★
敬愛する選曲家の橋本徹(SUBURBIA)キッカケで知った、ブラジルのソロギタリストNando Lauriaがラテン風にカバーしたこの曲が本当にツボだった。
当人はボーカルもやっていて、現在はソロ名義での活動はしていないっぽい。
過去に二枚アルバムをリリースしていて、
『Points of View(94年)』
『Novo Brazil(96年)』
その二枚をリマスターして、一つにコンパイルされたお得盤CDを買った。
この曲にはLyle Maysというジャズピアニストが参加してるんだけど、その人のプレイが好きだった。
高揚した時の表現には鳥肌が立った。
ナンド・ローリア本人の歌も素晴らしく、
色気のある高音を出す人だなぁと思った。
もちろんギタリストだけあって、ギターも優しくて丁寧なピッキングで耳に心地よい。
このビートルズの名曲を、すっかり自分のモノにしてるなって印象。
そこには原曲への愛があるね。
お得盤CDとは言ったけど、現在では廃盤らしく、値段もお得じゃなくなっている。
上記アルバム2枚共、iTunesなどに無く試聴できないけど、この曲だけcafeミュージックのコンピ盤みたいなのに収録されてたから、原曲と比べて試聴してみてほしい。
[AL/Narada Classic 収録]
原曲-The Beatles-
Nando Lauria ver.