自分自身、あまり一つのアーティストばかりに固執しないタイプだと自覚している。
けど、今年は初めからBiSHな一年だった。
1月に買った1st『KiLLER BiSH』を聴き倒し、個々のメンバーもわからぬままライブにも行き(一人で)後発のミニアルバム『GiANT KiLLERS』の内容も満足していた。
それと比例して、BiSHもメディア露出が増えていった。
幕張メッセでワンマン(sold out)から、セブンイレブンのおでんCMタイアップ、そして念願のミュージックステーション出演。
やはり作曲プロデューサー松隈ケンタの楽曲と
アイナ・ジ・エンドの声は人を惹きつける
魅力が大いにあるんだろう。
所属も一応、天下のavexだしね。
そして満を持して、先月発売の2nd AL
『THE GUERRiLA BiSH』を聴いた!!
通して聴いた最初の印象は「正直イマイチ」
だった。う〜〜ん。
1stが名盤だった分、なんか期待値高くしすぎてたかなぁ…と。
けど、通して二度三度聴いてみると、最初と印象が変わってきた。
「あれ?なんか良いアルバムかも」
特にアルバム後半からの展開が素晴らしい!!
そして1周目から一番耳に残ったのが、
今回紹介する曲だった。
初っ端からストリングスを前面に持って来て、疾走感のある2ビートがBiSHっぽい。
王道の泣きメロは健在で、特にサビで一番高いトコのアイナ・ジ・エンドの歌声がツボだった。
歌詞と曲名は、THE YELLOW MONKEYのオマージュかな?って思える内容。
あえてこの王道な曲を、リード曲にしなかったあたりはパンクなのかもね。
【楽器を持たないパンクバンド】ってテーマを持ったBiSHだけど、最近はストリングスや鍵盤を多用してきた。
売れようとする気持ちはひしひしと感じる。
2018年は横浜アリーナワンマンも決まってるし、もっと飛躍してほしい。
[AL/THE GUERRiLA BiSH 収録]